2007年3月19日

郡山の白鳥の田んぼで”お別れ会”は寒かった

3月17日(土)郡山の白鳥を見送る会に行ってきました。暖冬で白鳥がすでに帰っているのではと、心配でしたが、杞憂でした。白鳥はまだまだちゃんと田んぼにいました。

 いやー、ともかく寒かった。時折、雪が舞っていましたが、上から降ってくるのではなく、横から吹き付けて、顔や手など露出している肌は痛く、とても長い時間立っていられないほどでした。

 約20名の参加者の大半が初めて白鳥の湖ならぬ白鳥の田んぼを目の当たりにして、感動していました。こんなに近くで白鳥を見たのは初めてだと、寒い中、動こうとしませんでした。

 地元の方々も、野鳥の会や農家の方がやってきて、白鳥の生態などおはなしてくれました。その中で「「郡山市の方に、匿名で、白鳥を追い出すためにいじめようとする会があるそうだが、やめさせて欲しい」と電話が2件あったそうです。

 棒でたたいたりして追い出すイメージがあったのでしょうか。ともかく、地元の人々に説明不足だったのは、反省です。田んぼは稲を育てるのが主目的です。でも、中村さんちのように、白鳥というお客さんもうれしいね、という生きものたちとの共生も、すばらしい考えです。

 しかし、白鳥が長居することで、荒らされた田んぼを修復する時間がなくなって、稲作に影響するのは問題です。そこで、そろそろお帰り願おう、というのが、今回の趣旨でした。

 実際には、田んぼの水を抜いて、白鳥に飛び立ちを促すのです。2日ほどで田んぼの水が抜け、そうすると白鳥もそろそろかな、と飛立ちの行動を起こすようです。数日中には飛立つのではと、中村さんたちも見守っていますが、さてどうでしょうか。

 結果は、このブログでお伝えします。

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